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樋田 行雄; 大西 寛
分析化学, 24(3), p.201 - 203, 1975/03
ニッケル基合金中の約0.1%の鉄を6M塩酸溶液からMIBK抽出分離後、1,10-フェナントロリンまたはバトフェナントロンリン光度法で定量する方法を検討した。モリブデンを含む試料では塩酸ヒドロキシルアミンおよび1,10-フェナントロリンを多量に加えないと低い鉄の値が得られた。試料0.1~0.2g分析するとき、最終溶液100ml中に100g/l塩酸ヒドロキシルアミン5ml、2g/?,10-フェナントロリン20mlを加えることによりよい結果が得られた。1,10-フェナントロリンの代わりにバトフェナントロリンを用いてもよい結果が得られた。MIBK抽出分離後、鉄(II?)をアスコルビン酸で還元し、鉄(II)-バトフェナントロリン-過塩素酸塩錯体をクロロホルムで抽出し、有機相の吸光度を測定する。バトフェナントロリン法で得られた結果は1,10-フェナントロリン法の値とよく一致した。